FX投資を行うときに、損きりのタイミングがいつが良いのか、迷う方も少なくないでしょう。
そこで今回は損きりのタイミングについて、詳しく見ていきたいと思います。
目次
FX投資で損きりはとても大切
まず、FX投資では損きりはとても大切です。
損きりとは、予想に反して相場が動き含み損を抱えたときに、これ以上損失を膨らませないためにも損失決算を行うことを言いますが、損きりをすることで、損失ダメージを抑えることもできます。
FX投資では、100%予想が的中することはほぼありません。
ですから、相場が予想に反した動きをした場合は、損きりをすることが重要なのです。
損きりタイミングはいつがいいのか
では、損きりのタイミングはいつ行うのが良いかという疑問が生まれることでしょう。
損きりが早すぎると、実は損きり後にすぐに予想どおり相場が動くこともあります。
また、損きりが遅すぎると、予定な損失を生じてしまうこともあります。
そこで、よく言われている損きりタイミングの目安をご紹介します。
目安は総資金の2パーセント
よく言われている損きりのタイミングは、総資金の2パーセントの範囲で損きりするということです。
つまり、100万円の資金の場合は、一回の取引で損きりのタイミングは2万円までの範囲です。
これを超えないように損きりします。2万円を超えたら遅い損きりです。
これが一つの目安です。
総資金の2パーセントまでが許容できる損失の範囲です。逆にこれを超えると損失が多すぎます。
10万円であれば、2,000円までです。
このように損きりのタイミングを細かく設定すれば大きく負けるのを防ぐことができます。
これより多く含み損をしていると、強制ロストカットになる可能性があるので、非常に危険な状態です。
なので、損きりタイミングは、1回の取引で総資金の2パーセントの損失以内で行うのが良いでしょう。
結局は自分なりの損きりタイミングを掴むしかない
では、損失が1パーセントになったら損失を行えばいいのか、というとそれは個人の判断によるでしょう。
1回の取引においての損失は総資金の2パーセント以内に収めた方が良いと言われても、いつがベストの損きりタイミングかわからないと思います。
正直言うと、ベストの損きりタイミングは、そのひとによって違うのです。
ただ、遅くても2パーセント以内の損失に抑えた方が良いということです。
ひとによっては、1パーセントに達する前に損きりする方もいるでしょう。
より具体的な損きりのタイミングについては、自身の経験で習得するしかありません。
投資家がみんな同じ損きりのタイミングではないのです。
損きりタイミングを遅くしすぎない
ただ一つ言えることは、損きりを遅くしすぎないことでしょう。
早すぎる分には、まだまだ損失額は少なく済みますが、遅すぎる損きりだと、損失も多くなっている可能性が高く、あとで取り返すのも大変です。
なので、損きりタイミングは遅くしすぎないように注意が必要です。
資金の半分以上の含み損は危ない
損きりタイミングはどこがいいのかは、トレーダーによっても違うかもしれませんが、資金の半分以上の含み損は危険です。
それ以上の含み損を抱えてしまうと、含み損に耐えきれなくなり、強制ロスカットされる可能性があります。
ですから、やはり含み損は抱えすぎないことが大切です。
FX投資で勝つための鍵は、損きりタイミング
FXで勝つために大切なことは、損きりのタイミングを掴むことです。
損きりのタイミングがつかめれば、最小限の損失で抑えることができ、その分利益を上げられる可能性も高くなるでしょう。
FX投資で儲けている方は、損きりタイミングがうまい方でもあります。
先にも言いましたが、どんなプロでも相場を読み間違うこともあります。
しかし、プロは相場を読み間違えたときの損きりがうまいのです。
相場を読み間違えたときの損失を最小限に抑えるように、うまく損きりを行います。
ですから、FXで勝つためには、いかに絶妙なタイミングで損きりを行うかが重要なのです。
それは、経験を通してでないと、なかなか習得できないでしょう。
ぜひこれからFX投資を行う方は、損きりタイミングにも意識すると良いでしょう。
最悪でも、1回の取引で総資金の2パーセント内の損失に抑えた方が良いでしょう。
また、FX投資については、下記のページで紹介している教材も参考になると思うので、興味ある方はチェックしてみると良いでしょう。