- 『自己分析できない、難しい・・・』
そのように感じている方も少なくありませんよね。
そこで今回は、発達障害の方向けの自己分析方法をお伝えします。
目次
発達障害が自己分析できない理由
まず、発達障害の方が自己分析できないのは、いくつか理由があります。
発達障害じゃなくても自己分析は難しい
そもそも自己分析というのは、決して簡単ではありません。
他人のことは見えても、自分自身のことは見えずらく、つい主観的に考えてしまいます。
客観的に自分を分析することは、発達障害でなくても、簡単ではありません。
感情が先走る
発達障害の方だけではありませんが、どうしても感情が先走ることがあります。
理論的に考えるよりも、好き嫌いの感情で行動しがちなので、客観的に分析するのは簡単ではありません。
冷静に自分を見つめ直すことが難しいと、自分の良さにも気付きにくいものです。
自己分析ノウハウは意味ないことも
巷には、自己分析ノウハウがあふれていますが、必ずしもそれが最適とは言えません。
そのようなノウハウやツールは、一般の方向けに作られたものが多く、
発達障害で悩む方向けに作られているわけではありません。
どうしてもミスマッチが起こりやすいです。
理屈ではない部分が大きい
発達障害の方は、良い意味で感情豊かな方が少なくありません。
逆にいうと、理屈では通りにくい部分が少なからずあるはずです。
だからこそ、理屈で自己分析しようとしても、うまくいかないのです。
発達障害にもおすすめな自己分析方法
このように、発達障害の方が、自己分析をすることは、決して簡単ではありません。
では、どうすれば自己分析できるのか。
興味あることに集中する
発達障害の方は、集中力がある方も少なくありません。
一つのことに没頭する力が強い方もいます。
なので、あなたが何に興味あるのか、何をしているのが好きかを意識してみることです。
おそらく好きなことが二つ三つはあるはずです。
その趣向が、自己分析のヒントにもなります。
あなたが好きなこと、やりたいことが、あなた自身の人生を豊かにさせ、また仕事にもつながることがあります。
自分を否定しない
自己分析で大事なことは、自分を否定しないことです。
発達障害という言葉は、ネガティブなイメージを抱かせることもあるかもしれません。
しかし、自分自身を否定してしまうと、ますます落ち込んでしまいますし、冷静な自己分析ができません。
自分自身を否定したり、責めたりするのではなく、
自分ができること、興味あることに目を向けるのも、自己分析の一つです。
また、自分を否定することも、感情にとらわれやすいので、
過度に肯定も否定もせずに、自分が興味あることに目を向けてみましょう。
専門の人に相談してみる
発達障害でなくても、自己分析はしづらいものです。
なので、専門の方に自己分析のサポートをしてもらうのもいいですね。
相手がいることで、客観的なアドバイスをもらうことができます。
自己分析をしていきたい方は、ぜひ専門の方のアドバイスも参考にしてみましょう!