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パチンコをする、おじいちゃんおばあちゃんたち
今、パチンコをする人は、働き盛りの大人たちだけではありません。介護を必要として、おじちゃんおばあちゃん世代も、パチンコをしたりするのです。では、なぜこのような高齢者世代がパチンコを興じるようになったのでしょうか。見ていきましょう！
今増えている、パチンコ・カジノ型介護
実は、現在はカジノ型介護というものがあります。これは、老人たちにギャンブルなど賭け事をさせることで、介護するサービスです。
パチンコや麻雀（マージャン）を取り入れたカジノ型介護施設
カジノ型介護施設は、パチンコやマージャン、そして本物のようなカジノ施設を用意しています。カジノ施設を用意することで、老人たちに楽しんでもらう狙いもあるのです。
実は老人たちにかなりウケがいいという事実
実は、このカジノ型介護施設は、老人たちに結構ウケがいいのです。自分たちで仮想通貨を使ってかける事ができ、ゲームを楽しむ老人たちで溢れかえっています。生粋のギャンブル好きの老人もいたりするので、老人たちにもウケがいいのです。また、男性だけでなく、女性にも人気です。たとえ、仮想通貨でも、人間誰しもお金を連想するものが、世代を超えて好きなので、楽しんでおじいちゃんおばあちゃんも、カジノ型介護施設を利用しています。
そもそもなぜ、老人にパチンコやカジノをさせるのか
しかし、なぜそもそも老人にパチンコやカジノをさせるのでしょうか。ギャンブルは必ずしも良い点ばかりではないはずです。その理由は以下にありました。
カジノ型介護は認知症予防にもなる
カジノ型介護施設は、老人たちが頭を使います。どうやってお金を儲けるのか、それぞれに楽しみながら、ゲームに励むので、頭の回転もよくなるのです。ということは、ボケ防止や認知症防止にもつながります。そのような狙いから、カジノ型介護施設を営業しているのです。
カジノ型介護施設に来たいと思ってもらえる
さらに、カジノのような趣好設備があれば、介護に来てもらいやすくなります。プライドが高い老人の場合は、介護を受けることを嫌います。しかし、ゲーム感覚で楽しめる、カジノ型介護施設の場合は、パチンコをするために施設を訪れられるので、老人たちの拒絶反応も少ないのです。
リハビリ用のパチンコ台の登場！
さらに、カジノ型介護施設には、リハビリ用のパチンコ台もあります。足踏みすることで玉が出るパチンコだったり、ハンドルを使って玉がでるパチンコ台や、ぎゅっと握力を使って玉が出るパチンコ台など、様々なリハビリ方法を取り入れたパチンコ台があります。また、パチンコの玉でうるさくならないように、防音加工されているのもあります。このように、高齢者介護に沿うようなパチンコ台が開発されているのです。
体を動かすことで、老人のストレッチ効果にもなる
パチンコで体を動かすことで、高齢者のストレッチ効果にもなります。体の不自由な高齢者のために、パチンコ台が用意されており、パチンコを楽しみながら、ストレッチを行うことが可能になります。このように、カジノ型介護施設は、高齢者にも楽しんでもらえ、さらにリハビリや認知症予防効果にもつながるのです。
カジノ型介護施設への批判の声
ただ、カジノという特質性から批判の声も出ています。高齢者にギャンブルをさせて良いのかという声が上がっているのも事実です。
ギャンブル依存症になる懸念
もし、パチンコにはまってしまった場合、ギャンブル依存症になることも考えられます。これまで平穏に暮らしていた高齢者が、ギャンブル欲求を抱いてしまう可能性もあるのです。
過剰な利用者負担につながるため、神戸市で規制
また、カジノ型介護施設は、利用者への過剰な費用負担にもつながります。やはり、カジノ型介護施設のデメリットも考えられるので、神戸市は条例で規制を発表しました。このように、カジノ型介護施設は、老人の体だけでなく、利用者負担やギャンブル依存症への問題も考えなくてはなりません。
カジノ型介護は認知症予防にもなるため否定はできない
しかし、カジノ型介護施設で生きがいを感じている高齢者がいるのも事実です。実際にパチンコをすることで、認知症予防の効果が出ると研究結果にも出ています。また、老人たちも楽しんでいることから、一概に禁止することは難しいかもしれません。今後も様子を見ながら、カジノ型介護施設を行う必要があるでしょう。
