週休二日は多くの企業が取り入れている制度になりますが、週休二日でも不満がある方もいるでしょう。

そこで、今回は週休三日の仕事について詳しく触れていきたいと思います。

週休二日じゃ何もできない

週休二日じゃ何もできない

以前は、休日は週に1日しかないのが当たり前でした。

日曜日のみ休み、バリバリ働くサラリーマンたち。

しかし、松下電器産業(現パナソニック)の創業者松下幸之助氏が1965年に日本で初めて導入したのをきっかけに、週休二日制度が浸透していきました。

週休1日で働いていた人からしたら、天国のような話でしょう。

でも、今の時代を生きる人にとって、週休二日でも足りないのです。

土曜日は割と次の日のことを考えずに行動できても、日曜日は月曜日のことを考えてしまい、無理ができないのです。

だから、週休二日と言っても、実質、1日しか本当に自由に使える時間がないわけで、辛い思いをしている方も多いのです。

週休二日じゃとてもじゃないですが、物足りないでしょう。

流れがきた!「週休三日制」

週休三日制度

そこで、今「週休三日制度」が注目されています。

そして、2016年秋に、インターネット大手のヤフーが2017年4月からの制度導入を発表しました。

まさに働き方が大きく変わろうとしているのです。

「ケンタッキーフライドチキン」を運営する日本KFCホールディングスも、2016年度から「週休三日制度」を導入しています。

時間限定社員として勤務する人の労働時間を週20時間に短縮し、週三日、希望する日に休めるようにしました。

「週休三日制度」は、育児休業から復帰した女性など、社員の離職防止のメリットが期待されているのです。

また、「ユニクロ」を運営する、ファーストリテイリングは、15年10月から地域正社員約1万人を対象に「週休三日制」を導入しています。

労働時間が平均して週40時間以下であればいい「変形労働時間制」をあわせて導入し、1日10時間×週四日(土日含む)の勤務としているため、通常のフルタイム勤務(1日8時間×週五日)と労働時間は変わらず、給与も同額が支給されるしくみです。

このように、様々な企業で「週休三日制」を採用しているのです。

当初、松下幸之助氏が始めた「週休二日制」も多くから批判の対象とされました。

しかし、労働時間を短縮することで、逆に生産性が向上した結果もあるのです。

ですから、休みを増やすことは必ずしも不効率とは言えないのです。

現実は「週休二日制」企業が多い

週休二日制度の企業が多い

ただし、「週休三日制」の企業が出てきてはいますが、実際は「週休二日制」もしくは、「隔週休み(週休一日制の場合あり)」の企業がほとんどでしょう。

なかなか「週休三日制」も休めません。そのような勤務体系は夢のようですね。

「週休三日制」以上休めるオススメな仕事

タクシー運転手なら「週休三日制」以上休める

でも、「週休三日制」以上休める仕事があるのです。それは大手ではなくても、「週休三日制」以上休めます。

それがタクシードライバーです。

タクシードライバーは長時間勤務のイメージがあるかもしれません。けれども、休みが多いのです。

長時間勤務した次の日はお休みです。必ず休まなければいけません。

ですから、月の勤務日は、わずか11~12日程度です。休みはなんと月18~19日もあります。

これなら、「週休三日制」どころか、「週休四日制」くらい取ることも夢ではありません。

1日の勤務時間が、19~21時間と長いので、このように休みが多いのです。

ただ、勤務時間が長いと言っても、車の中で自由に休憩することができます。

常に、お客さんを乗せて忙しいわけではないのです。自分のペースで効率よく稼げれば、長時間勤務も慣れてくるでしょう。

下記のページでも、タクシードライバーの1日の流れについて紹介しているので、参考になると思います。

「週休三日制」に憧れている方は、タクシー運転手を検討してみるといいかもしれません。

タクシー運転手の仕事に偏見を持つ方もいるでしょうが、タクシードライバーで年収一千万円以上稼ぐ人も普通にいます。

しかもこれだけ休日もあるので、家族と一緒に過ごせる時間が増えます。

また、これから東京にも観光客が増えてくるので、タクシー業界も盛り上がることでしょう。

もっと休みが欲しい、「週休三日制」くらいは欲しい人は、タクシー業界も検討してみると良いと思います。