これから結婚を控えている人は、自分が生命保険や医療保険に加入した方が良いのか、迷う場合もあるでしょう。そこで今回は、結婚と保険について詳しく見ていきましょう。

結婚したら保険に加入すべきなのか?

結婚したら保険に加入すべき?

ズバリ、結婚したら保険に加入すべきかどうかですが、万が一なにかが起きた時に、パートナーや親に迷惑をかけないためにも、保険には加入しておいた方が良いでしょう。仮に、結婚して、もし自分に重い病気や怪我を患って、仕事ができなくなってしまった場合、生活費や医療費などでパートナーに迷惑をかけてしまう可能性があります。

保険とは、このような万が一のトラブルに備えたものであり、いかなる問題が起きても、最低限のリスクに抑えるために保険に加入するのです。人生は何が起こるかわかりません。それまで健康そのものであった人が、ある日突然に大病を患うこともあるのです。昔と比べて生活習慣も変わり、ストレスにさいなまれる機会も多くあります。いつ病気になるかもわからないのです。

これがまだ一人身であれば、這ってでも生活できるかもしれませんが、家族を養わなければいけない立場になると、そうはいきません。家族を守るためにも保険は必要なのです。

積立型か掛け捨て型か

保険には、積立型か掛け捨て型かがあります。積立の場合は、満期になれば一定額の積立金を得ることができます。一方、掛け捨て型の場合は、保険料金を支払うのみで、お金を積み立てることはできません。老後のことも考えると、満期で一定のお金が手にはいる積立型保険の方が良いように思います。積立プランによっては、数百万単位で満期になったらお金がもらえます。

しかし、積立型はその分保険料も高くなります。また途中解約してしまうと、十分なお金を得ることもできません。途中解約すると損をしてしまう可能性もあるでしょう。しかし、満期まで続けられるなら、積立型保険も捨て難いです。ただ、あまり保険料にお金をかけられない人は、掛け捨て型保険で、別に自分で貯金をするのも良いでしょう。

単に保険料金を払うだけでは勿体無いと思うなら、積立型も検討してみることです。ライフプランナーに相談すれば、自分にあったプランを提案してくれるでしょう。

何も知らない人こそ死亡保険を大きくしがち

死亡保険を多くしてしまう

生命保険について何も知らない人こそ、死亡保険の割合を多くしてしまいがちです。自分が死んだ後に、パートナーが困らないようにという思いから、死亡保険を多くしてしまうのですが、実は一番困るのが介護が発生した場合です。現実的な話で恐縮なのですが、死んでしまったらある意味、パートナーが行うことはそれほど多くありません。しかし、介護になると、パートナーに精神的・肉体的にかなりの負担になるのです。

パートナーは介護者のあなたの生活費も稼がないといけません。つまり、実は一番パートナーに負担がのしかかるのが、介護が発生したときなのです。むしろ、残酷な話で申し訳ないのですが、死んだ方が手間はかかりません。ただ、人はそう簡単に死ぬものではなく、今の医療技術も発展してきているので、生きながらえる可能性もあります。そうなると、介護を必要とすることが考えられるのです。

ですから何が言いたいかというと、死亡保険よりも介護保険を手厚くするべきなのです。現実は自分が思っているように、そう簡単の死ぬのではなく、結構パートナーに負担をかけながら生活する可能性もあるのです。なので、少しでもパートナーの負担を減らすために、介護保険の方をなるべく手厚くしておいた方が良いでしょう。このへんのことも、よくライフプランナーと相談してみると良いと思います。

出産や医療のことも考えないといけない

出産保険

また、これから結婚生活を送るならば、出産のことも考えないといけません。出産費用もかかりますし、出産で体の具合が悪くなる可能性だってあります。新しく家庭ができると、どのようなトラブルに見舞われるのかわからないわけです。

また、日本人の死亡原因に多いのが、ガンです。今は若年性のガンをあります。人はいつ重い病気を患うかわかりません。そういう意味でも、医療保険もよく考えておくことが必要になるでしょう。

保険加入はなるべく早い方が良い

そして、保険加入は早ければ早い方が良いです。年齢を重ねると、それだけ病気や怪我などのリスクも高くなります。そうなると、当然、保険にも加入しずらくなり、また保険料も上がってしまうのです。ですから、入れるうちに保険には加入しておいた方が良いでしょう。

これからは一人だけのことを考えて生活すれば良いわけではないので、家族のことも考えて保険を検討しましょう。