なりたい自分になるにはどうすれば良いのか、また、なりたい自分はどういう風に見つけるのかについて、詳しく話していくことにしましょう。誰でもなりたい自分になれるのです。

自分というものがわからず、模索する人は多い

なりたい自分がわからない

そもそもなりたい自分が、どういう自分なのかわからないという人は少なくないのです。どうしてこういう状態になってしまうかというと、周りに流されているケースが多いからです。つまり、なんとなく学生生活を送り、なんとなく社会人になった人、周りの意見に振り回されて今の人生を送っている人は、そもそもどういう自分になりたいのかを分かっていないのです。

他人の意見に振り回されていると、自分で考えなくなり、自分がどういう人間になりたいのか、わからなくなります。でもある時、本当にこのままで良いのか、と悩むときが来ます。なりたい自分になるには、いち早く自分の人生について真剣に考えることです。なんとなく友達と過ごしていたりすると気づきにくいものです。自分の人生について真剣に考えるほど、どういう人間になりたいのか見えてきます。

人生の壁にぶち当たることでなりたい自分が見えてくる

人生の壁にぶち当たるほど、なりたい自分が見えてきます。もっとお金持ちになりたい、もっと有名になりたいといった漠然としたところから始まってもいいのです。今の状況を変えたいと強く思うほど、ではどうしたら良いのか、具体的に考えるようになります。それがより明確になり、なりたい自分を目指すようになるのです。

なので、現在の生活に不満がないかよく考えてみる必要があります。今の自分の人生や生活に不満がないのならば、既になりたい自分になれているかもしれません。しかし、この記事を読んでいること自体、何かしら、自分の人生に不満や悩みがあって、なりたい自分を探していたり、模索している人が多いはずです。ですから、迷えるときこそ、自分は本当に何になりたいのか、よく考えてみましょう。

なんとなく興味あること・好きなことがヒントとなる

なんとなく好きなこと

けれども、自分は何になりたいのかわからない、という人もいるでしょう。そこで、ヒントとなるのが、自分の好きなことや夢中になれることを考えてみることです。料理を作るのが好き、本を読むのが好き、人と接するのが好き、なんでもいいので、好きなことや夢中になれることに関連したことが、自分がなりたいことかもしれません。いままで何か夢中になれたこと、好きになれたことがあるはずです。ぜひ、それに意識を持っていってみましょう。ひょっとすると、なりたい自分に関係している可能性があるのです。

勝手に制限を設けない

また、なりたい自分を探すときに重要なことがあります。それは、勝手に制限を設けないことです。例えば、水泳選手になりたいと思ったとします。それに対して制限をかけないこと。何歳であろうと、人は挑戦していいのです。本気で好きなこと、なりたい自分を目指す人生は、結果がどうであれ、充実した人生を送れます。なので、なりたい自分に制限をかけずに、心からなりたいと思える自分を想像してみてください。

自分が尊敬する人や素晴らしいと思える人をイメージしてみても良いでしょう。そのような人の人生が送れたら、自分は幸せだと思えるのであれば、それはなりたい自分である可能性があります。

なりたい自分を目指すには困難がつきもの

なりたい自分

また、なりたい自分を目指すときは、普通の人とは違う人生を歩むことになります。なぜなら、すべての人が同じような生き方をしたいと思うことは考え難いからです。皆それぞれ価値観や考え方が違います。当然、なりたい自分の想像する姿も人それぞれ違うはずなのです。ということは、普通の生活をしていては、なりたい自分になれない可能性の方が高いでしょう。

自分らしく、なりたい自分を目指すならば、多くの人がしているようなこととは違うことをしないといけないのです。これはなかなか大変なことです。なぜなら、反対意見や反感を買うこともあるからです。時には、多くの意見に反した行動が必要になるでしょう。なりたい自分になるためには、一般の道ではない、別の道を歩む必要もあるのです。あまり人が経験したことがないことも、経験しなければいけず、相当な覚悟が必要になるでしょう。

なりたい自分になるためには、多くの流れに逆らって生きることでもあるのです。

なりたい自分になれている人は少ない

なりたい自分

ここまで行くとわかってくるかもしれませんが、普通に生きていては、なりたい自分になれない場合が多いです。皆と同じように行動する人は、どこかでなりたい自分を諦めてしまっている可能性が高いでしょう。本当になりたい自分になるならば、他の人と同じようなことをしては、なりたい自分になれないからです。

だからこそ大変さもあるのですが、ただし、普通の人と同じように生きていても後悔するかもしれません。なぜなら、なりたい自分を目指すことを諦めてしまっているからです。たとえ、普通に生きていても、あとで後悔するようでは幸せに感じることはできないでしょう。

それよりも、なりたい自分を目指す。他の人とは生き方が違おうとも、困難にぶち当たろうとも、なりたい自分を目指す人生はきっと充実しているはずです。また、心からなりたいと思えるものに向かって、ひたむきに頑張れる姿は、きっと自分のなかで否定することなく、誇りに思えることでしょう。後悔することもないはずです。なりたい自分を探したり、なりたい自分を目指すのは大変なことですが、その反面、得られることや充実感を感じられることも多いのです。もしいま、人生の岐路に立っているならば、いまこそ、なりたい自分を探し、それに向かって努力すべきではないでしょうか。