公務員試験を独学で勉強しようとすると、筆記試験突破まで何年もかかることがあります。
実際に、私も公務員試験を独学で挑んだことがあるので、その大変さはよくわかります。
目次
公務員試験は、独学だと1発合格はほぼ無理
もし、公務員試験を独学で挑むならば、1発合格はほぼ無理と思った方がいいでしょう。
なぜならば、有名国立大学を出ている友人でされも、1発合格はできなかったからです。
しかも、この友人は公務員試験対策の専門学校にも通っていました。
それほど優秀な人間が、必死に勉強しても1発合格できないのが、公務員試験の難しさなのです。
公務員試験は倍率高く非常に人気
やはり、安定性を求めて公務員を目指すひとも多く、倍率は10倍を超えるほど、非常に人気の職業です。
特に、昨今では新型コロナウイルス問題もあり、一般企業で働くことを不安視するひとも少なくないでしょう。
なので、益々公務員を目指すひとが増えて、倍率も上がり、試験突破の難易度も上がっていく可能性があります。
筆記試験の科目数が多い
公務員試験の特徴は、何と言っても筆記試験科目の多さです。
- 数的処理
- 文章理解
- 人文科学
- 自然科学
- 社会科学
- 時事問題
上記のように、公務員試験の科目は、教養科目・専門科目に分かれており、相当な勉強量が必要になります。
また、目指す公務員の職種によっても、さらに試験科目は変わっていきます。
ですから、公務員試験を受ける場合は、
のです。専門学校に通うひとも多い
公務員試験を突破するには、かなりの勉強量と対策が必要なので、公務員試験向けの専門学校に通うひとも多いのです。
やはり、公務員試験対策の専門学校だけあり、試験対策方法をしっかり教わることができます。
ただ、その分ある程度のお金はかかります。
公務員の職種にもよりますが、およそ50~60万程度の費用がかかることもあります。
学生時代から試験対策するひともいる
また、公務員を目指すひとの中には、学生時代から試験対策をしているひともいます。
大学生のときから、公務員対策の勉強を行い、卒業してすぐに公務員になるひともいます。
それくらい、しっかり試験対策しているひともいるのです。
独学の難しさ
このように、しっかり対策をしてきているひとも多いので、独学で公務員試験を突破するのは、相当難易度が高いでしょう。
また、公務員試験を独学で行うのは、下記のような難しさもあります。
何から始めればいいのかわからない
まず、あまりに試験科目が多いので、何から始めればいいのか、わからないのです。
特に、これまで公務員試験の勉強をしたことがないひとからすると、あまりの量、そして難しさに、挫折してしまう可能性があります。
実際に、私も独学で試験対策を始めようとしたとき、あまりの科目範囲の多さに、心が折れました。
モチベーションを維持しにくい
また、独学で試験対策をしようとすると、モチベーション維持が大変です。
常にひとりで勉強しなければならず、一緒に励ましあえる仲間がいるわけではないので、勉強の難しさと大変さで、モチベーション維持ができなくなります。
つい試験勉強を離れて、無駄なことに時間をかけてしまいがちです。
自分の現在地がわからない
また、独学で試験対策をしていると、自分の立ち位置がわからないのです。
果たして、今の自分が合格するラインにいるのか、それとも不合格ラインなのか、そうであれば、どれくらい力が足りないのか、など見えてこない部分が多いので、自分が合格できる可能性があるのか、全くわからずに、ただ勉強しているだけになってしまうのです。
誰にも相談できない
また、独学だと誰にも相談できない辛さがあります。
公務員の試験勉強をしていると、わからない部分も出てきます。
しかし、1人で勉強していると、たとえわからない部分があっても、誰にも相談できないのです。
なので、結局自分で解決策を探すしかなく、また解決策が見つからないと、結局わからないままにしてしまうことが多いのです。
効率の良い勉強方法を知らない
また、公務員試験は科目数が多いので、限られた時間の中で勉強するためには、効率よく勉強することが大切です。
公務員試験向けの専門学校では、そのような効率の良い勉強方法、ポイントを押さえた指導がされているので、専門学校で学ぶひとたちは、効率よく試験勉強ができる環境にあります。
これが独学だと、どうやって効率性を持たせて勉強すればいいのか、重点に置くべきポイントはどこなのか、わからないことも多いので、端から端まで手広く勉強しなければならず、結構な勉強時間がかかってしまうのです。
試験の動向がわかりにくい
また、公務員試験では時事ネタの問題が出たり、試験の傾向があるのですが、独学だとそのような情報がなかなか得られません。
正しいのか、間違っているのかもわからない
また、自分の勉強方法が正しいのか、間違っているのか、比較できる対象もいないので、ただ闇雲に勉強するしかなく、間違った勉強方法で試験対策しようとすることも多いのです。
効率の悪い、間違った勉強方法をしてしまうと、何年かけても公務員試験に受からないことがあります。
小論文や面接対策が難しい
また、独学で難しいのは、小論文や面接対策です。
こちらも押さえて置くべきポイントや動向などもあり、独学だと情報が入ってきにくいのです。
たとえ、筆記試験で点数が稼げても、小論文や面接で点数が稼げずに、落とされてしまうひとも多いのです。
むしろ、公務員試験で合格するためには、小論文や面接ことが大事であり、しっかり対策する必要があるのです。
働きながらだと、なお難しい
また、公務員試験は、社会人の方が挑戦するケースも多く、そのような方は働きながら試験勉強をしなければなりません。
なので、学生よりも勉強時間は限られているので、より効率の良い勉強が必要になるのです。
時間がない中、社会人でしかも独学で公務員試験を突破するのは、相当難しいことなのです。
時間を取るか、お金を取るか
このように、公務員試験の独学の難しさが、よくわかると思います。
本当に独学だと、公務員試験に合格し、公務員になるまで、何年もかかるかもしれません。
もしかすると、何年かけても公務員になれない可能性もあります。
それだけ、公務員は人気で倍率も高く、試験に受かるのは難しいことなのです。
ですから、公務員試験に対して、時間を取るのか、お金を取るのかです。
もし、お金をかけずに独学で公務員を目指すならば、何年もかかる可能性があります。
一方で、なるべく時間をかけずに公務員を目指すならば、やはりお金をかけて専門学校などで効率よく学ぶことがおすすめです。
ぜひ、ご自身の状況を踏まえながら、検討してみるといいでしょう。
通信講座ならば、安く学べる
なお、もしなるべく費用を抑えて、効率よく公務員試験の勉強を行いたいならば、下記のような通信講座もあります。
これならば、多額な費用が必要な専門学校よりも、費用を抑えて公務員試験の勉強ができるでしょう。
また、通信講座ならば予備校に通う時間がない社会人の方でも、学ぶことができるでしょう。
独学でかなり費やした時間は、いくらお金を払っても帰ってはきません。
また、年齢が上がるほど、同期との年齢も離れる可能性もあり、また年下が先輩になることは十分にあり得ます。
無駄な時間を浪費しないためにも、お金をかけて公務員試験の勉強をすることは、意味あることだとも思います。
なので、なるべく費用を抑えて、効率よく勉強したい方は、チェックしてみるといいでしょう。