うつ病患者によく見られる3つの被害妄想
お金がない、仕事にやる気がない、精神的に不健康だとうつ病になりがちです。そして、うつ病患者によく見られる3つの被害妄想があります。どのような妄想があるのか見ていきましょう。
罪業妄想
一つ目の妄想は罪業妄想です。特に悪いことをしていなくても、「みんなに迷惑をかけている」「重大なミスを犯してしまった」と勝手に思い込みがちです。このような罪業妄想は、ものすごく気分を落ち込ませ、やる気を起こさせないように働きかけます。なので、不必要にミスを恐れて、憂鬱な気分のまま過ごすのです。あまりに消極的なため、周りからの評価も落としてしまいます。普通に行動すればできるようなことでも、罪業妄想があるがゆえに、うまく行動できないのです。
罪業妄想を抱く人は、不必要に自分を責める傾向にあります。あまりに自分を責めるので、最悪の場合は自殺をしてしまう人もいるのです。このような妄想を抱く場合は、外へ出てリフレッシュすることも必要でしょう。
心気妄想
心気妄想を抱く人は、「自分は重大な病気にかかっている」と妄想を抱きがちです。少しでも肺が痛くなると肺がんではないか、胸が痛ければ心臓病でないかと、不必要に重い病気にとらえがちなのです。なので、本当は健康なのに、不必要に心配して、体が衰弱し、やる気を低下させてしまいます。病は気からなので、このような心気妄想には気をつける必要があります。
貧困妄想
貧困妄想は、「自分は本当にお金がない」と思い込んでしまう妄想です。普通に暮らせるはずなのに、自分が病気になったことを考え、すごく貧乏な状態であるような妄想をしてしまいます。普通に生きていれば問題ないのですが、自分のことを超貧乏人と妄想してしまいがちなのです。このような妄想を抱くと財産を売り飛ばしてしまうこともあるので、行動に注意が必要です。
まずは少しでもいいので稼ぐことが大切
このような妄想を抱かないためには、まず行動に出ることです。少しでもいいので、稼ぐように努力してみましょう。たとえば、副業でもいいので、少しでも稼げるようになると自信にもつながります。また、体を動かせば、妄想することも少なくなります。