零細企業や中小企業などは、良くも悪くも、社員と社長の距離は近いです。そして、人間的にできていない社長の場合は、平気で部下に対してパワハラを行います。社長によるパワハラについて考えていきましょう。

社長のパワハラは誰も口出せない

好きな仕事と得意な仕事の違い

社長のパワハラはひどいものです。会議の席で、みんなの前で罵倒したり、時には暴力を振るうことがあります。しかし、残念なことに経営トップの社長がパワハラを行う場合は、誰も口だしできないのです。もし、注意でもしようものならば、自分の首が飛ぶ可能性があります。みんな、自分を標的にされるのが怖くて、誰も口だしできません。したがって、パワハラを受けている社員を見殺しにするしかないのです。学校のいじめでも、いじめられている人を見殺しにする人がいますが、大人の社会はもっと悲惨で、自分の生活を守るために、誰かがいじめを受けても、見殺しにする場合があるのです。

お昼休憩も満足に取らせてもらえない

社長からパワハラを受けていると、お昼休憩も満足に取らせてもらえません。仕事の出来が悪かったり、売り上げが悪い社員に対しては、昼休憩も取らせず、働かせるパワハラ社長が多いのです。本来、休憩は社員の権利なのですが、それを侵害して、無理に働かせようとする社長が多いのです。そのようなパワハラ社長がいては、会社内で休憩することができないので、会社から離れて昼休憩を取るか、社内のトイレで休憩を取るしかありません。

「会社をやめろ・クビだ」と連呼する

パワハラを受けたらすぐに仕事を辞めよう

パワハラ社長は、「会社をやめろ」だとか「クビだ」とかを平気で社員の前で言います。しかし、実際にはクビにしません。なぜなら、貴重な人材を失うと会社が困るからです。それを知っているので、言葉だけで精神的に責めてきます。パワハラを受けている社員も仕事を失うと生活ができないので、一生懸命パワハラに耐えるしかないのです。そして、極限まで耐えた結果、体を壊したり、鬱になったりしてしまうのです。

パワハラをする社長は人権を侵害する

パワハラ社長は平気で人権を侵害してきます。休みを取らせなかったり、人格を否定するような言葉も吐きます。しまいには自分の家族に対しての悪口なども言ってくる場合があります。気に入らないことがあると徹底的に、その社員を責めて、精神的に追い込みます。このような社長は、わざとパワハラをして、社員の精神や体を壊そうとする人が多いように思います。パワハラ社長はある意味で、本来大切にしなければいけないはずの社員を痛めつけて、憂さ晴らししている場合もあるのです。

贔屓する社員との扱いが圧倒的に違う

仕事のプレッシャーで会社を辞めたい

パワハラを行う社長は、贔屓の社員とそうでない社員との扱いの差がかなりあるのです。売り上げが良かったり、仕事ができたり、自分の好みの社員には、ゴマをするように接するのですが、それ以外の社員に対しては、かなり雑に扱うケースが多いのです。このようにパワハラをする社長は平気で社員を差別します。不当な扱いで苦しめられる社員は実に多いのです。

精神を壊さないためにも転職を考えた方が良い

フリーターから抜け出すことができない

このような卑劣な社長の下で働くと精神を壊してしまう可能性が高いです。このような社長は変わることがありません。こちらが耐えるしかないのです。劣悪な労働環境・パワハラで精神や肉体を壊してしまわないためにも、一刻も早く転職した方が良いでしょう。もっと良い会社はいくらでもあります。自分の人生を有意義にするためにも、職を変えることも考えていきましょう。