親族が亡くなり、遺品整理をするときに、何から始めて良いのか、わからない方も少なくないでしょう。遺品整理を始める際に気をつけるべきこと、段取りについて詳しく見ていきましょう。

遺品整理は段取りをしっかり行うことが大切

遺品整理の段取り

遺品整理は、ただ作業すれば良いわけではありません。しっかり段取りしないと、後々にトラブルになる可能性もあります。また、家族が亡くなった方は、あまりの悲しさにすぐに遺品整理をするのは難しいでしょう。

そういうときこそ、段取りを行い、問題が起きないように遺品整理をしなければならないのです。では、遺品整理をする際に、どのような段取りが必要になってくるのか、下記で詳しく見ていくことにしましょう。

まずは遺産相続について相続人の間でよく話し合っておくこと

高額な遺品が出そうな場合は特に、事前に相続人の間で話し合っておくことが大切です。遺品をどのように相続するのか、誰が受け取るのか、どのように分けるのか、よく話し合っておくことです。

こういう話し合いが後々のトラブル回避にもつながります。相続というのは揉めることが多いと思っておきましょう。特に土地や建物、また高額な遺品は相続で揉める場合が多いのです。

遺品整理をしていて、新たな遺品が出てきた場合はその都度話し合うことです。亡くなってすぐにこのような話をするのは大変難しい状況かもしれません。しかし、これからも家族が仲良い関係でいられるためには、お金に関することはしっかり話し合っておくことが大切なのです。

誰が遺品整理の作業に参加できるのか

遺品整理の家族参加

また、遺品整理を行う際も誰が作業に参加できるのか、あらかじめ話し合っておきましょう。できたら、多くのひとに参加してもらった方が、作業がスムーズに進みますし、みんなで家を見るわけですから、あとでとやかく言われることもあまりないでしょう。

ですから、極力全員を巻き込んで遺品整理の作業を行った方がいいと思います。その方が、一人で行うよりも精神的にも気分が楽になるはずです。また、遺品整理は家族の絆を確かめる良い機会なので、ぜひ家族で参加されることをオススメします。

とっておくもの、処分するものを予めリストアップしておく

遺品整理をする前に、とっておくもの、処分するものを予めリストアップしておきましょう。その方が、当日処分するか迷う時間を少なくすることができます。

保管しておきたいもの、いらないものをリストアップしておいてください。また、捨てるのが微妙なものは、とりあえず保管のリストに入れておくのもいいでしょう。極力作業時間を少なくするためにも、予めリストアップして遺品整理をすることをオススメします。

賃貸契約の場合はいつまで契約するかを考える

故人の住まいが賃貸契約の場合は、いつまで契約をするか考えましょう。遺品整理などである程度の時間がかかることは予想されます。場合によっては、契約を1ヶ月延長することも検討しなければいけないかもしれません。

遺品整理は慌てて行うと、大切なものまで捨ててしまい、あとで後悔することもあるかもしれません。なるべく多くの家族の方が参加できるためにも、ある程度余裕を持ったスケジュール調整が必要になるでしょう。

さっそく遺品整理の日程を決めよう

遺品整理の日程決め

家族で話し合う場ができたら、さっそく遺品整理の日程決めをしましょう。遠方の親族もなるべく参加できるような日程調整を行いましょう。

その故人の遺品整理はもう二度と行われないわけなので、できたら家族を多く読んで遺品整理をした方が、家族全員にとっての心の整理にもなります。家族間で話し合い、参加できる日程調整を行いましょう。

遺品整理の専門会社に依頼する

遺品整理専門の会社に依頼する

また、遺品整理を行う場合は、遺品整理専門の会社に依頼するようにしましょう。遺品整理専門に扱う会社の方が、より熟知しているので、スムーズに作業が進むことが期待できます。また、遺品整理をどのように行えば良いのか、的確なアドバイスももらえるはずです。

下記ではオススメの遺品整理専門の会社を紹介しているので、ぜひ参考にしてみるといいでしょう。