お金とはいったいなんなのか

お金が必要

お金を稼ぐことの前に、お金について考えてみましょう。お金とは、そもそもいったいなんなのでしょうか。

お金は、「ツール」です。何かのサービスを得たときに、その価値をお金で表しています。お金はそのサービスの価値を示すツールでしかないわけです。お金はひとによっては命にもなり得るものかもしれませんが、あるひとにとってはただの紙切れでしかないのです。

お金に意味はない。お金は価値を表す手段でしかないのです。だから、お金に固執する必要もないかもしれませんし、ましてやお金によって命を落とす必要もありません。お金による呪縛は人間が作り出したものであって、本当はお金がなくても、サービスの価値を表せる何かがあれば、お金は必要ないのでしょう。

昔は物々交換していたが、お金が流れを交換方法を変えた

昔は、お互いの物を交換していました。米と野菜を交換したり、着物と道具を交換したり、物々交換によって生活は成り立っていました。けれども、物々交換は常に物の交換が必要となり大変不便でした。そこで、価値を表せるお金が出てきました。そう、お金は価値を表すツールでしかないのです。しかし、その利便性からいつしか物よりもお金が重宝されていきます。お金に縛られるひとも少なくありません。お金が魔物にもなりえました。けれども、何度もいうようにお金は価値を表す道具でしかない。つまり、お金そのものに価値はないのです。

稼ぐことは目的ではなく、ひとつの手段

お金を稼ぐことは目的ではありません。お金を稼ぐことは、生活する上でのひとつの手段なのです。お金が全てを解決してくれるわけではありませんが、生活を豊かにしてくれるときもあります。欲しいものがお金によって買うことができます。でも、お金を稼ぐこと自体に目的はありません。なぜなら、お金そのものに価値はないからです。あくまでも、お金は価値を表す手段でしかない。そして、お金を稼ぐことは、ひとつの生活手段なのです。

お金を稼げないのは価値を提供できていないということ

お金を稼げていないということは、サービスを提供できていないということです。相手に対して価値あるサービスを提供できていないので、お金を稼ぐことができません。もし、お金を稼ぎたいのならば、相手に価値を感じる何かを提供することなのです。それができていないから、お金を稼ぐことができない。お金がないのは、サービスを相手に提供できていないからです。

というよりも、お金がないということは、サービスを相手に提供することすら考えていないのかもしれません。つまり、もしお金を稼ぎたいのならば、相手に価値あるなにかを提供することです。その価値が大きければ、また広ければ広いほど、多くのお金を稼ぐことができます。

ただ会社に属してお金を得るのでなく、ただ時間だけを提供してお金を得るのではなく、価値を提供することにシフトチェンジしてみましょう。お金を稼ぐということは価値を提供することです。相手に喜ばれる、相手が欲しいと思う価値がなんなのかを絶えず考えていきましょう。そうすれば、自ずとお金を稼ぐことができるでしょう。

お金を稼げるひとと稼げないひととの差

お金を稼げるひとと稼げないひととの差はなんなのか。それは、行動しているかしていないかの違いです。先ほどにも述べたように、お金を稼ぐひとは、相手になにかの価値を提供しています。そして、それは行動しているということです。お金を稼げていないひとは、行動を起こしていません。なにかに言い訳をつけて、行動しようとしない。行動するまえに、頭で空想して行動しないようにしています。でもそれでは、いつまでたっても稼ぐことができません。

稼ぐひとは、常に行動しています。たとえ、うまくいかなかったとしても、相手に価値あるなにかを与えるために日々試行錯誤しています。とにかく行動しているのです。もし、あなたが稼ぎたいと思うのならば、まず行動しましょう。色々工夫して、価値ある何かを相手に提供するのです。お金がないからなにもできないというひとは、お金があってもなにもできないでしょう。

周りにある価値をよく見てみよう

もし、自分にどんな価値が提供できるかわからないひとは、周りにある価値をよく見てみましょう。周りがどんな価値を提供しているのか。食べ物、歌、お酒、洋服、イベント、建物、などなど、世の中にはありとあらゆる価値が存在しています。その数は無限にあるのです。あとは、それに気づけるか気づけないかだけ。誰かがやっている仕事は、何かの価値を生み出している。だとしたら、自分にもできると思いませんか。いろいろな価値をみてみましょう。すると、自分が提供できる価値もわかってくるはずです。