風邪による体のだるさ、痛みは本当に辛いですよね。しかも、一度風邪を引くと、なかなか治らず、長引くということもあります。そこで、風邪予防、風邪をなるべく早く治すために、乳酸菌の摂取をお勧めします。風邪予防と乳酸菌の関係性について、見ていきましょう。

風邪は本当に辛い!

風邪で生活が苦しくなる

風邪は本当に辛いものです。風邪にも、熱風邪、鼻風邪、喉風邪などいろいろありますね。どの風邪にしても、体に大きな負担をかけますし、生活に支障をきたします。また、忙しい現代人は、たとえ風邪になっても、会社に行き、仕事をしなければいけない時もあるでしょう。そのような日は本当に苦しく、このまま寝てしまいたい、消えてしまいたいと思うこともあります。

風邪によって苦しまないようにするためにも、一番良いのはやはり風邪をひかないこと。普段から風邪をひかないように、心がけることが必要です。風邪は一年中引く可能性があります。春夏秋冬、いつでも風邪を引く可能性があるのです。では、なぜ風邪を引いてしまうのか、理由を見ていきましょう。

乾燥すると風邪をひきやすい

ウィルスは乾燥した場面を好みます。逆に湿っていたり、水分が多いところではウィルスは弱いのです。ですから、冬場の乾燥した時などは、ウィルスが好む傾向にあり、風邪をひきやすくなります。また、夏場でもクーラーをつけていると、室内が乾燥して、風邪をひきやすくなるのです。

寒いのも要注意!

あとは、気温が低かったり、体温が低い時も注意です。このようなときは免疫力が下がっているので、抵抗力が弱く、どうしても風邪をひきやすくなります。体温をなるべく下げないようにすることが必要でしょう。

風邪をひかないためにはどうすれば良いのか!?

風邪予防のためには!

では、風邪をひかないようにするためには、どうすれば良いのでしょうか。それには様々な予防策が考えられます。

手洗いうがいを徹底する

まずは、手洗いうがいを徹底することですね。電車などに乗ると手すりから、階段などの手すりから、また外の空気からウィルスを持ち込んでいる可能性があります。室内に入る際は必ず、手洗いうがいを心がけるようにしましょう。それだけでも、だいぶ風邪をひかなくなるでしょう。

室内気温・体温を高く保つ

また、風邪を引かないようにするためにも、室内気温や体温を高く保つことが大切です。やはり気温が低いと、それだけで免疫力が低下して、体内にウィルスが侵入しやすくなります。抵抗力を保つ、免疫力を高めるためにも、体温を高く保ちましょう。冬場はヒートテックを利用するのもいいでしょう。

あとは、やはり首が付く場所(手首・足首・首)は常に温めておくと良いと言われています。特に、首は温めるべきポイントです。喉も使いますし、一番脳に近い部分ですから、温めておくことが大切でしょう。ネックフォーマーやスカーフなどを利用して、常に温めておくと良いでしょう。

日頃湯船に浸かる

また、シャワーだけでなく、湯船に浸かることも大切です。湯船に浸かることで、高い体温を保つ効果も期待できます。また、疲れを癒すためにも、湯船に浸かることで、体内の血流の流れも良くなるでしょうから、疲労回復にもつながります。毎日湯船に浸かり、体温を高く保つことも大事でしょう。

適度な運動を心がける

あとは適度な運動を行うことです。ウォーキングでもランニングでも良いので、適度に運動してみましょう。汗を流し、新陳代謝を良くすることで、老廃物を洗い流し、体内の血流も活性化し、体温を上げて、免疫力を高める効果も期待できます。強い体を保つためにも、適度な運動は大切と言えるでしょう。

ストレスを溜めないこと

これは特に現代人に必要なことです。それは、ストレスを溜めないということ。日々の忙しい仕事を送っていると、どうしてもストレスを溜めやすくなります。ストレスがたまると、免疫力が低下して、病気を発症させる原因にもなってしまいます。常に健康的な体でいるためにも、ストレスを溜めずに、日々リラックスした状態で生活することが何よりも大切になるでしょう。

では実際風邪を引いたらどうすれば良いの!?

風邪を引いたらどうすれば良いのか

では実際に風邪を引いてしまったらどうすれば良いのか、詳しく見ていきましょう。

室内を乾燥させないこと

まず、乾燥はウィルスが好むので、室内を乾燥させないことです。ある程度湿度を保てるように、加湿器など用意して、乾燥を防ぎましょう。難しい場合は湿ったガーゼをマスクに入れて、マスクをして呼吸をするようにすると良いでしょう。もしくは、湿ったタオルをそばに置いておくことも良いです。とにかく乾燥させないこと。マスクは喉を潤すのにも効果があります。特に鼻喉はやられやすいので、湿度を保ちましょう。また、喉を潤すためにも、こまめに水分を取るようにしましょう。体が熱く汗をかくと、体内の水分が不足しがちです。水分はこまめに摂りましょう。

体温を暖かく保つ

また、体温を暖かく保つことが大切です。熱が出ると、冷やそうとする人がいますが、ウィルス殺菌するためにも、体温は高く保ちましょう。汗をかくくらい暑い方がいいでしょう。しかし、汗をかいたら、すぐに着替えましょう。汗を含む衣類をいつまでも来ていると、冷えの原因にもなります。風邪を引いたときは、暑苦しいほど厚着をして、体温を高く保つことが大切なのです。

風邪を引くと、自律神経が低下して、悪寒を感じやすくなります。体温調整もうまくいかなくなるので、無理してでも、厚着をして体温を温めることが大切なのです。

温かい飲み物・食べ物を摂取する

これは、体温を上げることにもつながりますが、とにかく温かい飲み物・食べ物を摂取しましょう。ホットミルクなども良いでしょう。体温を上げることで免疫力を高めます。ただし、このとき注意したいのは刺激物は摂取しない方が良いでしょう。辛いものなどは体に負担をかける場合があります。辛いもので体を温めるということもあるでしょうが、あまり摂りすぎないようにしましょう。よく炭酸水で喉の痛みを治そうとする人がいますが、効果は期待できないようです。それよりも、温かい飲み物で、体温を高く保ちましょう。また、温かい食べ物を食べたりして、体温を高く保つことは、普段の風邪予防にも生かすことができます。意識して温かい飲み物・食べ物を摂取すると良いでしょう。

声を極力出さない

これは、特に喉が痛い時などに言えることなのですが、極力声を出さないことです。特に風邪で喉が痛いときは、休ませるのが大切です。無理に声を出そうとせずに、喉を休ませることが、一番回復につながるでしょう。

一番良いのはとにかく休むこと

やはり、風邪を引いた時に一番効果的なのは、とにかく休むことです。無理をしないこと。下手に動くと回復を遅らせてしまいます。一番良いのは安静にしていることです。動きたい、仕事をしたいと思うかもしれませんが、ゆっくり時間をかけて休むことも大切でしょう。

薬を服用することで治りを遅らせていることも

風邪と医薬品

風邪を引いたら、すぐに薬をもらう人も多いと思います。しかし、薬を利用することで、体が持つ本来の回復機能の邪魔をしている可能性も考えられます。個人的には、大人になるにつれて、風邪の回復が遅くなるのは、薬による体の慣れにも影響しているのではないかと思うこともあります。やはり大きな病気でない限り、自然治療が一番良いのではないかと思います。

また、薬で風邪を完全に治すことはできず、あくまで症状を和らげることしかできないとも言われています。確かに速攻で症状を和らげたい人は、一時的に薬を服用するのもありかもしれませんが、人間本来持つ回復機能を高めたいならば、あまり薬は服用しすぎない方が良いかもしれません。

食生活の変化も影響していると考えられる

また、風邪をひきやすい、風邪がなかなか治らないのは、食生活も影響していると考えられます。以前よりも日本人の食生活は、だいぶ欧米化してきました。普段、お味噌汁や野菜を摂取しない人も多くなってきたでしょう。食生活の変化に体がついていかず、免疫力を弱めているということもあると思います。日本人に必要な栄養素が十分取れていないことも、免疫力低下につながっていると考えられるでしょう。

加齢による体の衰え

また、加齢による体の衰えもあると思います。子供の頃のような免疫力がなく、また大人になると生活環境も変わり、運動もそれほどしなくなるでしょうから、どうしても免疫力が落ちてきます。体内の善玉菌も低下していき、ウィルスに侵されやすくもなるでしょう。

乳酸菌を今こそ摂取する必要がある

乳酸菌を摂取しよう

このように、生活環境や食生活の変化により、体内の免疫力が低下していることが考えられます。そこで、ぜひ摂取してほしいのが乳酸菌です。乳酸菌は体内の善玉菌を増やして、ウィルスを倒す効果があるとも言われています。また、体内の殺菌作用を高めるのは腸内とも言われていて、腸内の善玉菌を活性化させることが、体を健康的に保つために重要となります。

知人にも全く風邪を引かない人がいるのですが、その人は毎日ヨーグルトを食べ乳酸菌を摂取していました。個人的には、乳酸菌を継続的に摂取し続けることが風邪予防や健康につながると考えています。その知人は腸内検査を行っても、ポリープがあっても不思議ではない年齢でも、一切ポリープが見つからず、健康的な腸内環境を維持できていると言っています。また、風邪を引くと、体内の抵抗力も低下してくるので、そういう意味でも乳酸菌の摂取は大切と言えるでしょう。風邪対策だけでなく、体を健康的に保つためにも、今まで乳酸菌を取っていなかった方は、ぜひこれからは摂取するよう心がけると良いでしょう。今は、乳酸菌が含まれたサプリメントもいろいろあるので、この機会にぜひ検討してみましょう!