残業時間が月80時間を超えると過労死の危険性がある

月80時間以上の残業は過労死や自殺の危険性あり

月の残業時間が80時間を超えると過労死に至る可能性があります。月80時間以上働くのは、月20日間勤務として考えた場合、1日4時間以上の残業になります。この数字は、8時間労働が基本の場合は、1日12時間以上働くことになります。まさに、1日の半分(睡眠時間含め)を働くことになるので、かなり危険な状態になります。

月80時間以上の残業は労働基準法違反になる

月80時間以上の残業は、労働基準法違反にもなる勤務時間です。なので、違法な残業と考えた方がいいでしょう。法律でも取り締まるくらいの長時間労働ということになります。

月80時間以上の残業は、疲労回復しにくい

まず、月80時間以上残業を行うと、休憩する時間も限られるので、疲労が回復しにくいです。疲労が回復しにくいということは、様々なところに支障をきたしてきます。

偏頭痛をきたし始める

過度な労働は、偏頭痛を起こします。常に頭痛を発生させるので、仕事が思うようにいきません。また、肩こりや体の節々の痛みも伴います。長時間残業すると、このように体からサインが出てくるのです。

ひどい不眠症に襲われる可能性がある

さらに、疲れが取れず、不眠症に陥る場合があります。長時間労働による過度なストレスを伴い、思うように安心して眠りにつくことができないのです。また、目がさめると翌日と長時間労働が待っているので、思うように心を落ち着かせることができません。

長期の残業で鬱になる可能性

そのような、心が休まらない、また疲労が回復できない日々が続くと、鬱状態になります。何もする気がなくなり、頭も体も思うように動かすことができない状態です。朝起き上がることさえ、億劫に感じてしまう状態なのです。

長時間の残業で過労死や自殺の危険性

このように長時間残業をすると、うつ状態にもなり、疲労も回復せず、最悪の場合は過労死や自殺にもつながります。日本の大きな問題は、過酷な労働から起こる死亡もあげられるでしょう。

80時間以上の残業を強いられる場合は転職を考えよう

もし、80時間以上の残業を強いられている場合は、転職も考えた方がいいでしょう。もっと、残業が少ない会社で、心を落ち着かせ、体を休ませる必要があります。ついつい、今の会社以外に転職先がないと考えがちですが、チャンスはあるので、焦らずに冷静になって転職を考えましょう。でないと、本気で命を落とす可能性があります。

働かされた残業代はきちんと請求しよう

また、これまで強いられた残業に関しては、正当に請求するようにしましょう。もし、個人で残業代請求するのが難しい場合は、専門家へ無料相談することも可能です。そのような機関で適切なアドバイスを受けて、もらい損ねた残業代を請求しましょう。

残業代請求を専門家へ無料相談するには