公務員は安定している、休みが多くて楽。

そう思うかもしれません。

でもね、公務員になっても、決して幸せが待っているわけではありませんよ。

公務員は決して幸せではない理由

公務員は決して幸せではない理由

世間的には、公務員は安定した給料で、クビにもならない。

休みもしっかりもらえて、仕事も忙しくない。

そう思われていることが多いかもしれません。

しかし、公務員になったかたといって、幸せや天国が待っているわけではないのです。

その理由を、これから詳しくお伝えしましょう。

部署によって激務

まず、公務員は部署によって、業務内容も全然違います。

仕事内容によっては、かなり激務なこともあります。

特に年度末は忙しいですし、夜遅くまで働くこともあります。

収入は決して高くない

そして、公務員は収入が安定しているように見られますが、決して高いわけではありません。

平均で見れば、恵まれているかもしれませんが、かといって高給取りなわけではないのです。

贅沢は難しいですし、副業で稼ぐことも、公務員という立場上、難しいです。

なので、裕福な暮らしをしたいならば、公務員は選ぶべきではありません。

事なかれ主義が蔓延している

また、公務員はどこか事なかれ主義が蔓延しています。

例えば、他の部署のことは気にしようとしない。

あくまで自分の持ち回りだけ担当し、なるべく自分の仕事が増えないようにする。

忙しく仕事をしたところで、他とも大して給料が変わらないので、ならばなるべく自分の負担を少なくしたいのが、人間というものです。

ですから、公務員はどこか内部での意思疎通という面が欠けているように思います。

実際、担当がそれぞれ分かれているので、同じ話を何度もしなければならないこともあります。

風通しという意味では、それほどよくありません。

組織の歯車でしかない

結局、公務員は国が大元にあり、個人の裁量は限られています。

所詮、組織の歯車でしかなく、現実に憤りを感じることもあるでしょう。

もっと個人の力を試したい、挑戦したいひとにとっては、公務員という労働環境が窮屈に感じるかもしれません。

かなりのストレスが伴う

公務員という仕事は、同調圧力、制限も多いので、かなりストレスも伴います。

実際に、私の周りの公務員も、とても楽しそうではありません。

もちろん、公務員の仕事が好きな方もいるでしょうが、一方で本当に辛そうに仕事をしているひともいます。

ですから、公務員が天国なんて、全く違います。

精神・健康状態が悪化することも

公務員の中にも、精神的に病んだり、体を壊すひともいます。

かなりのストレスが伴うので、自身の体を壊してしまうひともいるのです。

結局は、自らやめてしまうひとも、なかにはいます。

公務員は楽だと思わない方がいいです。

実際、働くとわかりますが、公務員も辛い仕事はあります。

上司の顔色をうかがったり、市民からも心無いことを言われることもあります。

家庭環境が悪化することも

ストレスが溜まると、家族関係も悪化します。

公務員で頑張りすぎて、家族に辛く当たってしまう、暴飲暴食で体を悪くしてしまうひともいます。

心が荒み、人生が楽しめない、けれども公務員を辞められないひともいるのです。

あなたが充実できることが幸せ

公務員が楽で幸せとは、思わない方がいいです。

実際は、仕事も生活もとても大変です。

そして、人生において一番大切なのは、公務員になるかどうかではなく、あなたがやりがいを持てるかです。

仕事においても、あなたが打ち込める、やりがいを感じられることを選ぶべきでしょう。

それは公務員ではないかもしれません。

むしろ、公務員を選ぶと、あなたは窮屈に思うかもしれません。

それこそ、辛くて地獄を感じるかもしれません。

公務員かどうかではなく、あなたがやりたいことを選ぶべきなのです。

それが、あなたの幸せにもつながります。

まとめ

わからないひとほど、公務員は楽で天国だと、安易に考えがちです。

特に中小で働く年配の方ほど、公務員に憧れます。

しかし、公務員は、そのような夢の世界ではありません。

嘘だと思うならば、市役所に行って、公務員の表情を見てください。

どれだけ幸せそうな顔をしているか。

全員が不幸とは言いませんが、なんとなく辛そうにしているひともいます。

それが現実です。

「公務員は楽で天国」という固定観念に惑わされないでください!