FX投資で大切なことは、レバレッジを何倍かけるかではなく、どれだけ余裕資金があるかということなのです。この意味について、下記で詳しく見ていきたいと思います。

レバレッジには証拠金が必要

FX投資 - レバレッジ

FX投資を行うときは、証拠金が必要になります。例えば、ドル円レバレッジ25倍で〇〇万円分の米ドル通貨を購入しようとなったときに、一定額の証拠金が必要になります。なので、ただ適当に通貨が変えるのではなく、証拠金がある範囲でしか売買できないのです。

そして、証拠金は動かすことができません。証拠金を通貨の売買に当てることはできず、あくまで保険金としての役目なので、証拠金分は資金として確保しなければいけないのです。つまり、FX投資で損失を出してもカバーできるのは、証拠金を除いた資金(余裕資金)なのです。これが底を尽きると、強制ロスカットなりされ、大きな損失を生じさせてしまうことになるのです。

余裕資金がどれだけあるのか

なので、FX投資でレバレッジをかけるとき、余裕資金がどれほど確保できるのかに注目するべきです。余裕資金がある程度確保できれば、多少の損失をカバーすることができます。逆に余裕資金がなく、目一杯ポジションを持ってしまうと、わずかな動きで強制ロスカットになってしまう場合があるのです。

ですから、レバレッジをかけるにしても、証拠金がいくら必要で、余裕資金はどの程度あれば、損失カバーできるのかを常に考えて、取引を行うようにしましょう。FX投資はレバレッジが怖いのではなく、余裕資金がなくなることが怖いのです。余裕資金がなくなると身動きが取れなくなります。そうならないようにするためにも、余裕資金がどれくらいあるのか、よく計算しながら取引を行うようにしましょう。