ビットコインFXって聞くけど、結局なんなの?って方のために、ビットコインFXについてお伝えします。この記事を読んでビットコインFXについて理解し、興味を持ってもらえると嬉しいです。なるべく分かりやすいように、絵も入れているので、ぜひ読んでみてください!

まずはビットコイン現物取引について知ろう!

ビットコイン現物取引について知ろう

まずは、ビットコインFXを語る前に、ビットコインの現物取引について触れておきましょう。現物取引は簡単です。物を売り買いするのと一緒で、ビットコインの売り買いをするわけですね。

ビットコインの現物取引

図にするとこんな感じです。お金でビットコインを買います。そのままですね。

そして、ビットコインを売ることもできますが、ビットコインを持っていないと売ることはできませんよね。当たり前の話ですが、ここが重要なポイントです。現物取引では、ビットコインを持っていないと売れないわけです。

普通は、何も持っていなければ、売ることはできませんよね。

ビットコインFXはどうか?

では一方、ビットコインFXはどうかというと、ビットコインFXの場合は、現物取引と違い、売り買いしても、実際にビットコインを持つわけではないのです。

ビットコイン換える

ビットコインFXの場合は、取引金(取引に使うお金)を使い、実際にビットコインを所有することなく、ビットコインを買ったり、売ったりすることができます。

ビットコインFXは、実際にビットコインを所有するわけではなく、利ざやを稼ぐための取引なので、現物取引と違い、「売り」から入ることもできるのです。

つまり、ビットコインを安く買い高く売って利益を得るだけでなく、まずビットコインを高く売り、のちに安く買うことで利益を得ることができます。

現物取引の場合は、まずビットコインを買わないことには始まらなかったのが、ビットコインFXの場合は、ビットコインを持つわけではないため、「売り」注文から入れるのです。ビットコインFXの場合は、このように買いからでも、売りからでも利益を狙えるのです。

ビットコインFXはレバレッジがある

また、現物取引とビットコインFXの大きな違いは、他にもあります。それがレバレッジです。

繰り返しになりますが、ビットコインFXは売り買いの差益で稼ぐ取引です。実際にビットコインを持つわけではありません。いわば、売り買いのゲームみたいなものですね。実際にゲーム感覚でうまく売買する方の中には、感性が良く、稼げる人も少なくないのです。

そのような取引のビットコインFXは、レバレッジというものがあります。

レバレッジ

レバレッジとは、てこの原理のことです。例えば、レバレッジ5倍の場合は、資金の5倍の金額を取引で使えます。つまり、100万円の資金を、レバレッジ5倍で、500万円の金額で取引できるのです。

この500万でビットコインの売り買いを行い、差益を稼ぐことができます。現物取引と違って、ビットコインFXは、このようにレバレッジを効かせて、用意した資金以上の金額を動かすことができます。

例えば、bitFlyerの場合は最大15倍、Zaifならば最大25倍、またBitMEXに至っては最大100倍のレバレッジを効かせることができるのです。

このように取引所によって、最大レバレッジも違います。ただし、レバレッジが大きいということは、大きな金額を動かせる反面、大きな損失を出すリスクもあるということを覚えておきましょう。いきなり最大レバレッジで取引を行うのはリスクが大きいです。まずは、少額資金、低レバレッジで取引されることをオススメします。

証拠金とロスカット

証拠金とロスカット

また、ビットコインFXの場合は、ビットコインの売り買い注文を出すためには、証拠金が必要になります。いわば担保金のようなものです。ですから、用意した資金全部を取引に回せるわけではないのです。資金のうちのいくらかを証拠金として確保して、取引する必要があります。

証拠金の金額は、取引する金額やレバレッジや取引通貨によっても違ってきます。とりあえず、資金の全部を取引に回せるわけではないことを覚えておきましょう。

ロスカット

さらに、ビットコインFXにはロスカットというものがあります。

もし、取引で予想が外れ、取引金を失い、さらには証拠金を破るほどの損失を出した場合、強制的に決算(ロスカット)されてしまいます。例えば、証拠金の80%と破るほどの損失を出した場合に、強制的に決算されて、ポジションを持てなくなってしまうのです。

ビットコインFXの場合は、たとえマイナスに動いでも、ある程度まで持ちこたえることができます。これを含み損というのですが、それもある一定ライン、証拠金を大きく破るようなラインまで損失が膨らむと、強制的に決算されてしまうのです。これがロスカットです。

こうなると、もうほとんど資金は残っておらず、大損することになります。大きな金額を動かすと、大きく稼げる可能性もありますが、大きく負けるリスクもあるわけです。当然、このようにロスカットの危機もあります。

例えば、株式投資の場合は、会社が破産(株が消滅)しない限りは、いくら購入時より株が安くなっても持っていることができるでしょう。

しかし、ビットコインFXの場合は、証拠金の関係もあり、ある一定以上、ビットコインが安くなってしまった場合(高くビットコインを買ってしまった例)、強制的に決算(ロスカット)されてしまうのです。これが、ビットコインFXの怖さですね。

ビットコインFXは、注文した時点でマイナススタート

また、ビットコインFXは、注文した時点でマイナススタートであることを覚えておいてください。

ビットコインFXマイナススタート

上記の図を見てもらうと分かりやすいでしょう。

もしビットコインを買いたいとなった場合、当然買った後に高く売りたいため、なるべく安く買いたいですよね。上記の図の例を見ると、一番安くて901,820円なわけです。なので、この金額で買います。

しかし、その時に一番高く売れるとしても、901,810円なわけです。つまり、この時点で10円損をしているのです。

これが、スプレッドと言われるもので、いわば仮想通貨取引所の利益になる部分です。ビットコインFXの場合、というか現物取引にも、このスプレッドがあります。つまり、当時に売り買いしても、利益をあげられない、むしろマイナスになることを覚えておきましょう。

利益を上げるには、今買った金額より、高く売れないと利益にならないのです。売りから入った場合も同じように高く売れないと、当然利益になりません。

また、スプレッド以外にも取引に応じて、手数料がかかる場合があります。このように、ビットコインの取引をする場合は、スプレッドや手数料がかかることを覚えておきましょう。

ちなみに、手数料が安いのはbitFlyerで、スプレッドが狭いのはZaifだと思います。

短期間に稼ぎやすいのはビットコインFX

ビットコインFX

以上のように、ビットコインFXについてお伝えしてきました。文字だとなかなか表現しにくいのですが、なんとなくわかりましたでしょうか。また、取引していけば、理解しやすいかと思います。

ちなみに、現物取引とビットコインFXで稼ぎやすいのはどちらかというと、やはりビットコインFXです。現物取引はまず買わないといけませんが、ビットコインは売りからも入れるため、またレバレッジもあるので、短期間で稼ぎやすいのです。

わずか数千円から始めて、億を稼ぐケースも実際にあります。ただ、その反面、大きく負けるリスクもあるということを忘れないでください。いずれにしても、大きな夢があるのは、ビットコインFXだと思います。

ちなみに、外国為替証拠金取引(外国為替FX)と言われるものも、取引方法やスプレッド、レバレッジに対する考えも、ビットコインFXと同じです。ただ、相場の動き的には、ビットコインFXの方がやりやすいとも言われています。外国為替FXは、取引量も多く、もっと複雑な動きをするので、読みづらいです。

ビットコインFXの由来って?「FX」の意味は何?

ちなみに、外国為替FXの「FX」は、Foreign eXchange(外国為替)を意味します。だから、ビットコインFXだと、ビットコインFX(外国為替)になってしまうのだけれども、日本だとFXが証拠金取引などを意味するようになり、ビットコインFXと使われるようになったのでしょう。どちらも証拠金取引なので、わかりやすいように、日本ではビットコインFXとなったのでしょうね。

まずは試しにビットコインFXをやってみよう!

ビットコインFX

いろいろビットコインFXについて説明してきましたが、まずは取引開始してみるといいですよ。取引をしてみると、さらに理解できると思います。相場に慣れて勝てるようになってくれば、正直かなり稼げるはずです。

これから、トレーダーが増えてくると、高い確率でさらに難しい相場になるはずです。今が本当にチャンスかもしれないので、興味あればいち早く始めてみるといいでしょう。

ちなみに、オススメの仮想通貨取引所は、bitFlyerかBitMEX。どちらも多くの仮想通貨投資家が利用しています。なんなら両方登録して、使い分けでみるのもいいでしょう。手数料が安いのがbitFlyerですが、取引量が多いときでも注文が通りやすいのは、BitMEXです。個人的にはどちらもオススメです!

新たな未来、夢を使うためにも、ぜひビットコインFXに挑戦してみましょう。うまくいけば、本当にかなりのお金を稼ぐことができます!