• 『起業して本当に借金まみれになるの?』
  • 『実際は起業したらうまくいくんじゃない?』

そう思うかもしれません。

私もそう思っていたし、そうであってほしかった。

でも、実際会社を起こしてみるとわかりますが、借金まみれになることは当然のようにあります。

起業して借金まみれになる理由

起業して借金まみれになる理由

では、なぜ起業すると借金まみれになるのか。

その理由について、お伝えしましょう。

借金して起業を始める

そもそも自己資金がないと、借金をして起業をスタートすることが多いです。

なので、最初からある程度の借金を抱えつつ起業を始めることになります。

例えば、飲食業界だと1千万円以上資金がかかることもあり、

到底個人ではそのような多額の資金は自前で用意できないので、お金を借りることになります。

起業前は稼ぐ事しか考えない

また、起業前は夢ばかり見てしまいがちです。

「自分ならうまくいく」「どうにかなる」など、前向きに考えがちなのですが、

実際起業してみると、うまくいかないことだらけです。

それまで給料という保証制度があったのが、いきなり後ろ盾がなくなるので、

荒波の中を一人で立ち向かわないといけません。

突然売り上げが一気に減る

そして、売り上げは突然一気に減ることがあります。

お客さんが遠のいたり、ライバル店が強くなったり、ネットの影響を受けたりなど、

想定外の出来事は起こるものです。

起業前にどんなに計画を立てていたとしても、全く予想できないことは起こります。

どんなに順調でもピンチは突然やってくる

起業後に順風満帆であっても、それがいつまでも続くわけではありません。

会社経営は波が激しいので、うまくいくこともあれば、全くうまくいかないこともあります。

うまくいかないことばかりでも、お金はどんどん消えていくので、

借金ばかり膨らむこともあるのです。

起業して借金まみれになった際の対処方法

起業して借金まみれになった際の対処方法

このように、起業して借金まみれになることは当然のようにあります。

それでは、もし起業して借金まみれになったらどうすればいいのか。

楽観的に考えすぎない

まず最初から楽観的に考えすぎないこと。

起業前から不測の事態を想定しておきましょう。

そうすれば、余計な支出・無駄使いをせずに、ピンチのときでも立ち回ることができます。

取らぬ狸の皮算用ではありませんが、うまくいくことばかり考えていると、

いつか足をすくわれてしまいます。

一寸先は闇なのです。闇しかありません。

なるべく支出を減らす

借金まみれになると、収入を芳しくないので、なるべく支出を減らします。

無駄な費用はカットすること。

事務所を構えている場合は、縮小する必要もあるかもしれません。

また、従業員を抱えている場合は、人員削減も考えないといけません。

メンタル強化・精神崩壊しない

経営者は順調なときはノリノリですが、会社が傾くとかなりメンタルにきます。

鬱になってもおかしくありません。

しかし、精神状態が崩壊すると、ますます事態は深刻化します。

会社を立て直すためにも、心は折れずに前向きに取り組むことが大事です。

できるだけお金を借りる

また、借金まみれでも、なるべくキャッシュは残しておく。

キャッシュがあることで、いざというときに立ち振る舞いができます。

キャッシュがあるからこそ、取引先とも関係が保たれますし、会社を存続させることができます。

借金まみれで返済が大変でも、キャッシュの確保は意識しておきましょう。

まとめ

まとめ

以上のように、起業して借金まみれになる理由や対策方法について、お伝えしました。

本当に起業すると借金まみれになることがあります。

まさに地獄ですので、これから起業する方は身を引き締めて、

また、現在借金まみれの方も、上記でお伝えしたことを参考にしてみてください。